3月20日に発売された待望のSwitchソフト「あつまれどうぶつの森」
攻略サイトを見ないという高すぎて見えない目標を掲げプレイしてます。
私ゲームセンスが欠落してるんですよ、他人に言われて知ったけど。
このゲームセンスの欠落っていうのは
- ゲーム制作者の限りなく親切なヒントがまるで拾えない
- ゲーム的に無意味なことに意味を見出そうとする
- 無駄が多い
- ものすごく無駄が多い
- だいたい無駄なことをしてる
といった破滅的な症状でRPGなんかは永遠にクリアできない。
なにを大げさな、と思うかもしれないけどチュートリアルも満足に終わらせることができない。
実際「大神」のチュートリアルはだいたい意味がわからなくて犬をただ走らせて最終的に攻略検索（まだクリアしてない）。
でも「あつまれどうぶつの森」はゆっくり楽しむつもりだし攻略サイトを見ないで島クリエイター解禁まで行こうって決めました。
で、やっぱり紆余曲折あったお話。
【解禁】どうぶつの森で島クリエイターは今作の醍醐味
「島クリエイター」はテレビCMで崖を切り崩したりして地形をいじれる「あつまれどうぶつの森」ではじめて搭載されたゴッドハンドシステム。
めっちゃやってみたいーーーー！
で、検索せずに島クリエイター解禁まで2ヶ月かかったことをはしっかりお伝えしておきたい。
3月20日の発売日にゲームをはじめて解禁できたのは5月16日。
攻略サイトに頼らない割りには良いペースなんじゃない？と思ったけど発売から1ヶ月遅く購入した知り合いに抜かれた。
現実はそういうふうにできている。
【解禁】どうぶつの森で島クリエイターになる条件
それはとたけけを島に呼んでライブしてもらうこと。
これが解禁の条件です。
ゲームセンスがないと重要なメッセージに気づけない
今回でいう重要なメッセージは「とたけけを呼ぶ」。
そんなのわかるわけないだろ！！なにも因果関係ないじゃん！と声を大にして主張したいがたぬきちは島に移住してきた頃からしつこいくらいに
「とたけけのファン」
「とたけけを島に呼びたい」
「とたけけのライブを開きたい」
と言い続けていた。
案内所に行けばとたけけの話をされるくらいにはしつこかった。
最初の頃は「へぇファンだったんだ！」とほほえましく聞いてたんだけど後半聞き流した。
いや、とたけけ呼べよ。
ゲームセンスを持ち合わせていると「とたけけを呼ぶことは何かの突破口」って瞬時にひらめくらしい。
確かにこれだけしつこく言われてるんだから何かあるはず…なんて思うわけないだろ。
これがゲームセンスのない人間の思考。
結局「たぬきちはとたけけの大ファン」って情報だけ抜き取って島生活を謳歌しました。
島の発展に関係のないガーデニングに精を出す
素敵な島にすればきっと人も集まるはずだと思ったので手始めに花を植え、ひたすら水やりをしながら過ごしました。
なんで花かって、見た目に彩りを与えてくる手ごろなものが花しかなかったし交配に成功すると珍しい色の花が咲くって知ってたから（前作プレイの知識）
黒いチューリップが咲いて
ピンクのコスモスが咲いて
オレンジのヒヤシンスが咲いて
結構さくさく交配できちゃってるじゃないのーーー？なんて気分良かったんだけど待てど暮らせど
肝心の住人が増えねぇ。
え、ちょっとどういうことなの？
序盤から過去作の知識総動員して色とりどりの交配まで成功してるのに無風。
ゲーム的に無風。
島はまだまだこれから発展しそうなのにおかしいと疑問に思って案内所へ。
案内所は大きくリニューアルしてからほぼ放置してたんですよね。
ぼろテントから立派な建物になったし、もう任務完了かなって。
たぬきちに話しかけるとものすごく島の発展に大事そうなことをボカスカ言ってくる。
そして住人を増やすために売地を決めてきてほしいと頼まれる。
ほう？
売地とな？
花の交配なんてどうでもよすぎる。
たぬきちが「これからも（勝手に）よろしくね！」みたいに言うから今後は自主性が必要なんだと思い込んではりきって花を植えて島の外観をよくしようとしてたけど
そもそも花の手入れなんてたぬきちは考えてなかったっていう。
で、3つテントをもらって大喜びで島のあちこちに売地を設置。
橋わたるのめんどうだからここでいいや、くらいに適当に決めたけどそれもよし。
これでうちの島もちょっとずつにぎやかになる…嬉しくて一緒にプレイしてる家族にも「そのうち3人くっからさ」ってドヤ顔で報告した。
※ストーリーを進める権利は最初に登録した住人が持ってる。
気付くまでに時間がかかりすぎた
やっと住人3人増えるみたい！
嬉しくて「どうぶつの森」をプレイしてるゲーマーな友達にもラインで報告したりしていた。
どんな住人が越してくるのかなぁ～。
できればチョコエッグで集めたキャラが来てくれたら嬉しい…。
＼これが我が家のラインナップ／
チョコエッグ「あつまれどうぶつの森」を100均のダイソーでグッズ化できる？
が、何日待っても住人が来ねぇ。
おかしいじゃん。
なんでいつまでも建設予定地みたいな状態なの？
数日たっても増えないので家族からも「住人こないじゃん」どうなってんのと聞かれ、その日の夜テントに近寄って調べてみることにした。
売地の前には箱があって何気なしにAボタンを押したらアイテム作って設置しろ的なメッセージが出てきた。
なんだこれは…
- 屋外用リスト
- 屋内用リスト
つまりこの家具を作って用意あげないと住人は永遠に越してこない？
手伝うってそういうこと…？
そういうこと？そうなの？と思いながら家具の納品完了したら速攻で住人きた。
ふぁーーーーーー。
後日、この話を軽い共感をもとめてゲーマーの友達に話したら辛辣な返事が返ってきて傷を負ったのでここでしれっと浄化させるね。
とたけけを呼ぶ目安になる「島の評判」もしずえに話しかけると星の数で評価してくれることを知って今度こそ、と花を植えては頻繁に話しかけた。
でも花の交配はまるで意味がなく、テントで売地を増やしたら星が増えた。
私は間違いを認めたことでゲーム的に少し大人になった。
1を教えても10を推し量れないし応用できない
たぬきちからテントをもらって住人を増やせば島の評価があがることを知ってからは毎日案内所通い。
たぬきち「キャンプ場を作って住人を呼ぶんだなも！」
お！今度はキャンプ場経由で住人が増えるようになったのね！それはいいねー！
さっそくキャンプ場を設置、最初の訪問者はすぐ来た。
感の良い人はもうわかるね。
私はこの記念すべき最初の訪問者を無意味にしばらく停泊させた。
まさか都度報告しなきゃいけないなんて思わなかったから。
もしかしたら言ってくれてたかもしれないけどセンスないくせに文章はわりと読み飛ばす癖があるから覚えてない。
ちょっと内覧のつもりで来たのにキャンプ場に連泊（しかも放置）され色々逞しくなったのか夜中たき火の前で筋トレするヘンリー。
ゆらめく炎を見つめるその目が怖い。
その節はほんとごめん、ヘンリー。
島クリエイターの条件！とたけけライブ開催決定
島には順調に住人が増え、ある日いつものように案内所に行くと話は突然動き、あれよあれよと話が進みその場でライブ開催が決定する。
喜ぶたぬきちとしずえを見ながら脳内では無意識に日数換算が行われ「本来こんなにかかるものじゃないよね…」と微妙な気持ちにならざるえなかったよ。
なんかもうここまでが大変だったので割愛するけど、次にSwitchでどうぶつの森を起動したらライブが開催された。
いきなり広場に集められる住人達。
基本的に夜中にプレイしているのでとんでもない時間にライブ開催。
「ふぅん…」としか言えない微妙なMCを挟むとたけけ。
次の瞬間、亜空間に飛ばされる住民たち。
最近子どもの影響でドラえもん映画ばかり魅せられてるから亜空間という単語がすぐ出てきた笑
よく見るともぞもぞ口が動いてちゃんと歌っているとたけけ。
有名なミュージシャンなんだよな、たぬきちも嬉しそう。
いろいろ遠回りはしたけど攻略サイト見ないでやりとげた達成感がやっぱり気持ちいい。
・・・・ん？
とたけけ、それは…裸？
ギター抱えてるしレアキャラだし気にしたり考えたことなかったけど、とたけけだけ洋服着てなくない？
エイブルシスターズで流行りの洋服さえ売ってる設定だよ？
ぺんぎんのレイラはくまのプーさん的な格好だけどそれでも必ず洋服着てるよ。
夜はちゃんとパジャマに着替えてるし…。
あれか。
ロックなアーティストの独自の自己表現っていう認識でいいのかな。
大事なところは足を組んでるから大丈夫だしギターだって洋服の一部だよね、そうだよね。
若干の動揺をしつつもライブを堪能。
そして私は無事に島クリエイターになりました。
【方法】どうぶつの森で島クリエイターを攻略サイトを見ずに入手するまで【まとめ】
ゲームセンスがないというのは結構大変なこともあるけど
無意味なことに意味を見出して実は心が豊かで楽しかったりすると思ってる。
「なんだそうだったのか～」って肩透かしな結果になってもそれで誰も死なないしむしろ笑い話になる。
とはいえ大変だったよ！
スマホで調べたらすぐわかるのに調べられないもどかしさ！！
そしてビックリすることに10年前の「とびだせどうぶつの森」からずっとこのセンスで生きてるから楽しいよね。
